MAGNeT NEWS 2010年5月20日号

今年のゴールデンウィークは楽しく過ごせましたか?
長い人では1週間以上、カレンダー通りでも4日間ものお休みがあり、どこかへお出掛けされた方も、多いのではないでしょうか?
マグネットスタッフも、あちらこちらへ出掛けてきましたよ!
今号では、その中の1日をレポートです。
ゴールデンウィーク初日に行われた「大阪プロレス11周年記念大会」観戦記をお届けします。
その他にも、面白記事、盛りだくさんでお届けします。
お楽しみくださいね!

大阪プロレス観戦記

4月29日、大阪プロレス11周年記念大会が、大阪松下IMPホールにて、開催されました。
大阪プロレスを応援している、マグネットスタッフ一同も、この日は、IMPホールへ、応援に行ってきました。
以前マグネットニュースでもレポートした、大阪ハリケーンの時も、超満員でしたが、今回も858人の観客を集め、超満員札止めとなっていました。

この11周年記念大会の目玉は、セミファイナルの、大阪プロレスお笑い選手権タイトルマッチと、ファイナルの大阪プロレス選手権試合タイトルマッチの2試合です。
セミファイナルに、くいしんぼう仮面選手が、そしてファイナルには、ビリーケン・キッド選手が出場する事になっています。
くいしんぼう仮面、ビリーケン・キッド両選手は、マグネットにも、たびたび訪れていて、マグネットスタッフも親しくさせてもらっています。
その二人を応援しようと、マグネットの3人は、お手製の応援グッズを持って、IMPホールへ向かったのでした。

会場に着くと、すでに多くの観客で、賑わっていました。
試合開始まで、まだしばらくあったので、ロビー内を散策しました。
ロビーでは、選手達が、グッズを販売したり、ファンサービスに精を出しています。
そんな中に、くいしんぼう仮面選手を発見!
3人は、「是非、ベルト奪取して下さい!」と激を送ります。
くいしんぼう仮面選手も、3人の熱いエールに、ベルト奪取を約束してくれました。

さて、少々喉が乾いたので、売店を覗いてみると、なんと“ドクターペッパー”が売られているではないですか!
もちろん、即購入!美味しい〜!

本日は全6試合が組まれています。
第1試合から、大阪プロレスらしい、熱闘あり、笑いありの、プロレスが展開されました。

そして、セミファイナル、大阪お笑い選手権試合です。
まず、くいしんぼう仮面選手が、入場テーマにのって、花道を入ってきました。
いつもの様にファンの人達が、くいしんぼう仮面選手の首に、お菓子で作ったレイを掛けていきます。
あまりに大勢のファンが、レイを掛けようと、くいしんぼう仮面選手の前に、列を作ったので、リングに上がるのに、かなり時間が掛かってしまいました
(くいしんぼう仮面選手の入場テーマ曲が、フルに3回、会場内に流れましたからねぇ。)

ようやく、くいしんぼう仮面選手が入場を終えると、次にチャンピオンである、菊タロー選手が入場してきました。
この菊タロー選手、以前は初代えべっさんとして、くいしんぼう仮面選手と、大阪プロレスの黄金時代を築いた名物レスラーです。
又、くいしんぼう仮面選手が、終生のライバルと認める強者でもあります。

ここで、重大発表がありました。
今回、くいしんぼう仮面選手の強い希望が、聞き入れられ、大阪名物世界一のタイトルが復活する事になったのです。
これで、大阪プロレスの新旧タイトル2つを賭けての、ダブルタイトル戦が決まりました!

試合が始まり、場内は爆笑に次ぐ爆笑で、大いに盛り上がりました。
くいしんぼう仮面選手も、相手が菊タロー選手だと、やりやすいのでしょう、水を得た魚の如く、ノリノリで試合を進めていきます。
リングサイドでは、成子ママ達が、熱の入った応援をしていました。
その応援の声が届いたのでしょうか、くいしんぼう仮面選手の必殺技が菊タロー選手に炸裂しました!
満十一祭の時にも魅せた“関空トルネード”です。
この技は、コーナーポスト上から、相手目がけバク転宙返りをしつつ、横に捻りを加え、
ボディプレスを敢行するという極めて高度なフィニッシュ技で、強い衝撃により、スリーカウントを奪うという、まさに必殺技!
見事、菊タロー選手を倒し、ベルト奪取に成功、二冠に輝きました!
成子ママ達も大喜びです!

この勢いで、次のファイナル、大阪プロレス選手権においても、マグネットが応援するビリーケン・キッド選手に勝ってもらいたい所です。

まずは挑戦者、原田大輔選手の入場です。
原田選手は、大阪プロレスタッグ選手権のチャンピオンであり、若手レスラーの中でもエース格の、将来有望な選手です。
小栗旬似(ミラクルマン選手談)で、女性からの人気も高く、たくさんの紙テープが、リングに投げ込まれました。

続いて、大阪プロレス選手権チャンピオン、ビリーケン・キッド選手の入場です。
今大会において、一番の声援が、会場にこだましました。
この試合は、ビリーケン・キッド選手にとって、ベルト奪還後、初の防衛戦となります。

ゴングが鳴り、試合が始まりました。
序盤は、終始ビリーケン・キッド選手が有利に試合を進めます。
さすがはチャンピオンです、実力、キャリア共に若手の原田選手とは、格が違うとばかりに、その差を見せつけます。

しかし、原田選手は防戦一方に見えながらも、反撃の機会を、虎視眈々と狙っていました。
そして、間隙を突き、原田選手、ついに反撃を開始!
今度は、ビリーケン・キッド選手が防戦一方となりました。
若さを武器にガンガン押しまくる原田選手。
そして、2月に大阪プロレスタッグ選手権のベルト奪取を成功させた、必殺のジャーマンスープレックス2連発を敢行!
しかし、カウント2.9!
すんでの所で、ピンチを脱したビリーケン・キッド選手。

ここからは、ビリーケン・キッド選手が、一挙に反攻に出ます。
そして、伝家の宝刀“ファイヤーバードスプラッシュ”発動!
トップロープから、火の鳥が華麗に舞い降り、スリーカウント!
ビリーケン・キッド選手初防衛に成功です!

いい試合でした、成子ママ達も満足そうです。
こうもり吊り落としや、ベルティゴといった、ビリーケン・キッド選手の大技を受けながらも、見事耐えきり、
善戦を見せた原田選手にも、場内から大きな拍手が起こりました。
近い将来、原田選手の腰に、大阪プロレス選手権のベルトが巻かれるかもしれません。

ゴールデンウィーク初日から、熱いエネルギーをもらったマグネットの面々が、アクティブにこの後のゴールデンウィークを、
過ごしたのは言うまでもありません。






虎マグ

今年も、セ・パ交流戦が始まりました。
この交流戦での結果によって、ペナントレースの結果も大きく左右されます。
阪神タイガースには、この交流戦を勝ち越し・・・否、優勝で締めていただきたいものです。
もちろん、交流戦中も、虎マグはやってますよ!
マグネット営業時間中のタイガース戦を、大型画面にて、ライブで中継します。
皆で、阪神を応援しましょう!



F1マグ

大好評のF1マグ!
5月に行われるのは・・・

5月16日  モナコGP  20:50〜23:30
5月30日  トルコGP  20:50〜23:30
の2戦となります。

終電前の23:30に終了予定ですので、帰りの心配もありませんので、皆でF1GPを楽しみましょう!
詳しくはスタッフにお尋ねください。



マグネットスタッフイベント予定

成子ママが5月30日(日)に、セントラルサーキットで行われる、ユーロカップ第3戦に参戦予定です。
今回は、愛車ロータスエリーゼを駆ってのスプリントレース。
今回も、もちろん優勝を目指します!



(マグネット的)実に面白い・・・   No.8

今回は、格闘技まんがを特集します。
格闘技まんがは、少年漫画の分野において人気を獲得しやすいジャンルの1つとされていて、数々の人気作があります。
そんな漫画たちを振り返ってみましょう。


題して“マグネット的 格闘技まんがマグネット流” はじまります・・・。


まずは、格闘技まんがの元祖をご紹介しましょう。
「イガグリくん」です。
作者の福井英一先生は、“まんがの神様”手塚治虫先生のライバルと言われていますが、近年その存在が忘れられており、
再評価の急がれている人物でもあります。
その福井先生が、1951年から『冒険王』に連載した柔道漫画が「イガグリくん」です。
「イガグリくん」は当時の子供たちから大きな人気を博しました。
残念な事に、作者の福井先生が、過労のため急逝した為、「イガグリくん」は未完に終わっています。
絶大な人気で日本漫画史に足跡を残した福井先生でしたが、職業漫画家としては実働僅か5年に終わっており、
それが福井先生を近年忘れられた存在にしている大きな理由のひとつとなっているようです。

柔道の次は剣道まんがをご紹介します。
「赤胴鈴之助」です。
この作品は、武内つなよし先生の作品として、一般に認知されていますが、実は、先に紹介しました福井英一先生の遺作を、
武内先生が引き継ぎ大ヒットさせた作品です。
福井先生が、“少年画報”に第1回目を描いたところで過労のため急逝してしまった為、そのまま打ち切りにしてしまうのは、
あまりにも勿体ないという編集部の判断で、新人漫画家であった武内先生に引き継がれたのです。
その後、「赤胴鈴之助」は、ラジオドラマ化や映画化、アニメ化もされました。
ラジオドラマ化された際に、公募で選ばれた当時小学生の吉永小百合や藤田弓子が出演した事でも知られており、
又、映画の「赤胴鈴之助」には、若き日の中村玉緒が出演していました。
また後年、日本文華社「特集漫画トピックス」において、青年になった鈴之助が性に目覚めて悶々とする
続編『青年赤胴鈴之助』が描かれました。
武内先生本人による作品でしたが、絵柄は全く違う劇画タッチになっていました。

続いては、格闘技まんがの立役者であり、まんが原作界の巨星、梶原一騎先生の作品を紹介しましょう。
梶原先生の代表的な格闘技まんがと言えば、プロレスに題材を取った「タイガーマスク」、ボクシングまんがの金字塔「あしたのジョー」、
空手の世界を描いた「空手バカ一代」、柔道まんが「柔道一直線」、キックボクシングまんが「キックの鬼」があります。

この中から、プロレスまんがである「タイガーマスク」を、今回は紹介しましょう。
タイガーマスクは、1968年から1971年まで連載された梶原先生の代表作のひとつです。

タイガーマスクは、最初に連載していた“月刊誌ぼくら”の休刊により、“週刊ぼくらマガジン”に連載を移し、
看板作品のひとつとして、引き続き人気を呼びましたが、又も掲載誌が休刊になり、
最後は“週刊少年マガジン”に連載を移しました。
まさに流浪のまんが。
これもタイガーマスクが、人気作品であり、長期連載になった為でしょう。

原作の辻なおき先生の描くタイガーマスクは、アニメでしかタイガーマスクを知らない人達にとっては、絵柄が全く違い、
少々違和感を感じるかもしれません。(右の絵が、辻なおき先生の描くタイガーマスクです)

又、ストーリーの方も、まんが版とアニメ版では違いが見られます。
最終回の違いは、特に顕著で、まんが版の方は、世界タイトルマッチ当日、自動車にひかれそうになった子供を助け、
亡くなってしまいます。
その際、最後の力を振り絞り、虎のマスクを近くの川へ投げ捨てた為、伊達直人の事故死と、タイガーマスクの突然の失踪を、
結びつけて考える人間はいなかったというラストになります。

対してアニメ版の方は、虎の穴の総帥である、タイガー・ザ・グレートとの最後の死闘において、反則による攻撃により、マスクを剥がされてしまい、
その正体を知られてしまった事から、タイガーマスク自身が、虎の穴に教え込まれた反則技を繰り出し、タイガー・ザ・グレートを倒します。
試合後、冷静になり、自らのマット上での行為を恥じ、海外へ飛び立っていく所で、物語は終わります。
梶原先生は、このアニメ版の最終回を見て、「こんなラストを書きたかったんだよ」と話していたそうです。

ちなみにタイガーマスクの主題歌を歌っている“新田洋”は、敏いとうとハッピーアンドブルーで、リードボーカルを務め、
「よせばいいのに」「星降る街角」「わたし祈ってます」等のヒットで知られる“森本英世”であります。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!




藤村典子のごちそうさMAG! (第32回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
32回の今回はどんな美味しいものかな?


今回、ご紹介するお店は、兵庫県多可町にある“古時計”です。
こちらのお店は、成子ママのホームコース“セントラルサーキット”から車で20分程の所にあります。
店内は、ジャズが流れるおしゃれな雰囲気で包まれています。
ツーリングで立ち寄るライダー達も多く、コーヒーの美味しいお店としても知られています。
さて、そんな“古時計”さんの名物料理といえば、黒田庄和牛のハンバーグです。
黒田庄和牛は、兵庫県内産の選りすぐりの和牛だけに、許されるブランドである神戸ビーフの中でも、
特に優良な和牛肉として知られています。
そんな黒田庄和牛を使ったハンバーグは、まさに絶品!
お値段は1200円と少々お高いですが、損はありません。
もちろん、ライスとスープは付いてきますよ。
ドライブやツーリングの際に、寄ってみると良いですよ。


お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 古時計
     住所     兵庫県多可郡多可町加美区寺内129
     TEL     0795−35−0077
     情報     営業時間 8:00〜20:00 定休日 水曜日

             
     
     
藤村典子的

私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第82回は「キン肉マン」からウォーズマンです。                          
「コーホー」という息遣い、ロボ超人という設定。ちょっと怖いイメージのあるウォーズマンですが、今回は可愛らしく、2頭身キャラ風にアレンジして描いてみました。


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第90回)


皆さんはゴールデンウィークを、
どのように過ごしましたか?
私は、バイクであちらこちらに出掛けていました。
昨年は鎖骨を骨折した直後で、
沈んでいましたからねぇ・・・。
その分をちょっとは取り返せたかな?
と思っています。





         典子




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