MAGNeT NEWS 2017年5月20日号


1年で一番いい季節がやってきました。
梅雨に入るまでの間にたっぷりと楽しみましょう!
さて今号は、マグネットスタッフがゴールデンウィークにレア自販機を求めてツーリングに出かけましたので、その様子をレポートです。
又、マグネットの最新情報や面白記事満載でお届けします。
お楽しみ下さいね。



レア自販機探索ツーリング


マグネットの面々がゴールデンウィーク中に奈良方面へツーリングに出た。

葛城に奈良で13番目となる、道の駅が出来たという情報を得た一行は、まずはそちらへ向かう。
「道の駅かつらぎ」それが最初の目的地である。
大阪からは阪神高速松原線から阪和道に入り、南阪奈道に乗り継いで葛城インターで降りると便利だ。
だが今回一行は、高速は使用せず、中央環状線を南下し河南町方面へ、そこから千早赤阪村に入り水越峠を越え、奈良の御所市へと入った。
そこから「道の駅かつらぎ」まではすぐだ。
この日はゴールデンウィーク中ということもあり、多くの人で賑わいをみせている。
出来てまだ半年程の施設は、清潔感にあふれ、とても綺麗で好印象を受けた。
昼食には少し早かったが、こちらでランチを取る事に。
店の従業員の方も元気で愛想も良く、気持ちのいい接客態度である。
肝心のランチだが、値段や味、料理の盛り方等、高速のサービスエリアで提供されている料理と同じ様なものであった。
これに関してはメニューが全国的に画一化されてきている様であり、少々残念な傾向でもある。

しばし休憩し、再び走り始める。
「道の駅かつらぎ」を出てすぐに奈良県道30号線に入ったのだが、
この街道沿いには洒落た感じのカフェや牧場直営の店等が建ち並んでおり、
ドライブやツーリングにはもってこいのスポットになってきている。
今後もこの辺りは要チェックだ。

一行は吉野方面へと走る。
豊かな自然の中を気持ち良く走り「道の駅黒滝」に着いた。
ゴールデンウィークだけあって、ここも先程の「道の駅かつらぎ」同様に人が多い。
一行がここに来ると必ず食べるのが名物の串こんにゃくだ。
寒いシーズンは熱々のこんゃくがとても美味いのだが、温かな陽気の中で食べても、ピリ辛の串こんにゃくはやはり美味い。

道の駅の裏には川が流れており、子供たちが水遊びに興じている。
一行も河原に下り、しばし涼を楽しんだ。

川原での陽射しに少し暑さを感じ、木陰へと移ると吹く風のあまりの気持ちよさにうつらうつらとしてしまい、時間など忘れてしまいそうになった。

休憩を存分に取った一行は、数年前に吉野の山中で見かけた、レア自販機を探して走り始める。
そもそも典ちゃんの曖昧な記憶から端を発した今回の探索行なのだが、肝心の自販機がある場所が今一つハッキリしない。
レア自販機発見は困難かと思われたが、成子ママが大体の場所ならば分かると助け船を出してくれた事で、
今回のツーリングで探索してみる事となったのだ。
二人の記憶を頼りに吉野の山中をあちらこちらと走っていると、ついにお目当てのレア自販機を発見する事が出来た。
弁当の自販機である。
残念ながら電源は入っていない、もう長いこと稼働はしていない様子の自販機だ。
ビーフカレー、五目ごはん、焼きそばの3種がこの自販機で販売されていた事が分かる。
どの商品も650円で販売されていたのが、商品見本の下に表示された値札で見て取れた。
自販機の種類が違うが、現在稼働が確認されている弁当自販機は茨城に1台、千葉に3台あり、これらはテレビ等でも紹介され、
ちょっとした地元名物になっている。

今回発見したのは「ランチボーイ」という商品の自販機である。
「ランチボーイ」は弁当の下部に発熱材が入っていて、ヒモを引っ張ると弁当が温まり、
気軽にレストランの味が楽しめるという画期的な商品であった。
メーカーサイドもランチボーイに対し、期待をかけていたそうなのだが、平成5年に日本を襲った冷夏による米不足(平成の米騒動)
がランチボーイに暗い影を落としたという。
この時、日本政府はタイ米を緊急輸入するなどして対策を取ったのだが、タイ米の評判は悪く、米不足が解消されるには時間がかかった。
その余波がランチボーイをも襲う。
ランチボーイに使われたのはタイ米だったのだ。
一つ500円以上する高価な弁当の中身が、日本人の好みに合わないタイ米だった事は
「ランチボーイは美味しくない」というイメージが付く原因となった。
消費者からの不評、メーカーの体制の変化等もあり、ランチボーイ自販機は、3年という短い販売期間で3156台を製造して終了となる。
今では稼動している物は1台もなく、わずかに菓子販売用に転用されているものを除くと、ほとんどのランチボーイ自販機が姿を消してしまったという。

ネット上で検索をかけても、レア自販機として取り上げられる事の多いランチボーイ自販機を、吉野で発見出来た事に満足し、大阪への帰路に着いた一行であった。



F1マグ/モトGPマグ

世界三大レースのひとつモナコGPはフェラーリの1・2フィニッシュで幕を下ろしました。
マクラーレンホンダも少しずつですがマシンに戦闘力がついてきたようなので今後に期待したいですね。

6月のF1マグは各GPの決勝時間が営業時間外の為ありません。

モトGPはヤマハのビニャーレスとロッシが健闘しています。
ホンダは巻き返すのか!?
又、ドゥカティ、スズキの各ワークスチームにも期待したいところです。

6月のモトGPマグは3戦を予定しています。

6月4日  イタリアGP
6月11日 カタルーニャGP
6月25日 オランダGP

終電前の23:30には終了予定ですので帰りの心配はありません。

詳しくはスタッフにお尋ね下さい。



(マグネット的)実に面白い・・・   No.94


今回は巻頭の記事でも触れた自動販売機を特集します。

題して、“マグネット的に自動販売機を考察してみよう〜!”です、はじまります・・・。

街中でよく見かける自動販売機ですが、日本は自動販売機大国として知られています。
日本は人口100人あたりに対し自動販売機数が4.2台、アメリカでは人口100人あたりの自動販売機台数は2.2台なんだとか…国土の大きさから考えても、
日本における自動販売機の設置台数の多さが分かりますね。
現在日本国内には500万台以上の自動販売機があると言われており、年間売上は約5兆円になるそうです。

自動販売機の歴史は古く、古代エジプトの寺院にあった、聖水を販売する為に設置されたのが最初の物だと言われています。
現存する最古の自動販売機は、1615年に作られたイギリスの煙草自動販売機です。

アメリカでは販売を促進する為、ゲーム性を自動販売機に付加するアイデアが練られ、1897年に小さなフィギュアのオマケ付きの物が設置されました。
このアイデアは新しい仕組みとして広まってゆき、後にスロットマシーンやピンボールの誕生に繋がっていきます。

日本では明治23年に小野秀三と俵谷高七より2件の自動販売機の特許が申請されました。
このうち俵谷高七が郵便局から依頼を受けて製作した自動販売機には、偽貨排除機能や売り切れ時の硬貨返却機能が搭載されており、

これは当時の欧米の機器にも見られない先駆的な物でした。
ちなみに現存する日本最古の自動販売機は、明治37年に俵谷が発明した「自動郵便切手葉書売下機」で、
逓信総合博物館に所蔵されています。

明治時代には様々な自動販売機が製作されましたが、単発的な物が多く、日本初の普及型自動販売機は、
大正13年に中山小一郎が袋入菓子の自動販売機を製作したのが始まりとされています。

昭和に入り、30年代前半になると自動販売機街中で普通に見られるようになり、珍しい機械ではなくなりました。
そして昭和40年代に急速に普及していきます。
特に昭和42年に国鉄が合理化の一環として、都市部で近距離乗車券発行用自動券売機の全面的な導入に踏み切った事が、
大きくな影響したと言われています。

では珍しい自動販売機をいくつか紹介して、このコーナーを締めたいと思います。
過去に映画が見られるグリコの自動販売機が存在していました。
昭和6年に東京を中心に約100台が設置され、10銭を入れると市川右太衛門主演の「旗本退屈男」の一部が流れ、
終了するとお釣りの10銭とグリコが出てきたそうです。
現在、神戸にあるグリコピア神戸(工場見学)に復刻されたこのグリコの自動販売機が展示されています。

岐阜市には日本で唯一の缶ビールケース売り自動販売機があります。

ドン・キホーテ等には書体を選択すれば、その場で彫ってくれる判子の自動販売機が設置されている所があります。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!

マグネットのこれ、オススメ!  No.56

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。

今回オススメするのは・・・

ななめリングノートです。

名前の通り、ノートのコーナーにリングを配した事で、とてもめくりやすく、記入する際もリングに手が当たらないので、
すごく書きやすいと評判のノートです。
クリーム色の厚手の紙が使用されているのですが、紙質も良く、万年筆や油性マジックを使っても裏移りする事はありません。
表紙は黒、グレー、緑の3色から選べます。
ちょっとしたアイデアがヒット商品になったという好例の商品ですね。

これ、オススメ!



藤村典子のごちそうさMAG! (第118回)


MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
118回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、福井県にある「のぶ幸」さんです。
こちらのお店の海老天丼(1000円)がすごいのですよ!
丼を覆う巨大な海老天が3尾と小海老天がご飯の上に乗っています。
かなりのボリュームとなりますので、食べきれない人もいらっしゃる様ですが、私は完食しましたよ!
もちろんとても美味しかったです。
大変満足した一品でした。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 のぶ幸
     住所     福井県大飯郡高浜町25−27−8
     TEL     0770−72−3353
     情報     営業時間  11:30〜13:30 17:00〜20:00  定休日 月曜日


藤村典子的



私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第167回はキン肉マンから「ラーメンマン」です。
がちゃぽんは子供の頃にお世話になった自動販売機。そのがちゃぽんで大ヒットとなったのが「キン消し」ことキン肉マン消しゴムでした。
ということで・・・今回はキン肉マンキャラの中でも、人気の高いラーメンマンを描いてみました。


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第179回)

物事をシンプルに捉える事の難しさ。
こんなに壁が高いとは想像もしていませんでした。
人生は奥が深い・・・。




         典子


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