MAGNeT NEW
S
2019年8月20日号


今年の夏の暑さはかなり厳しいものとなりました。
冷たい物の飲みすぎ等で体調を崩さないようにしたいものですね。
さて今号では、マグネットスタッフが夏休みを利用して足摺岬に行ってきましたので、その様子をレポートです。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。

真夏の足摺岬ツーリングレポート


マグネット一行が夏休みを利用して足摺岬へと出掛けてきた。

足摺岬は四国の突端のひとつとして認識されている。
東の端の蒲田岬、西の端の佐田岬、北の端の観音崎、そして南の端の足摺岬である。
このうち佐田岬には以前一行は訪れており、今回は大阪から一番遠い足摺岬までバイクで出掛ける事にしたのだ。

大阪から足摺岬までは450キロ程ある為、今回のツーリングでは足摺岬から45キロ程手前にある中村に前泊している。
そのおかげで駆け足で観光するのではなく、のんびりと岬めぐりを楽しめた。

一行は国道321号線から高知県道27号線に入り海沿いを走って足摺岬へ向かう。
県道27号線は海沿いを走る快走路であり、雄大な太平洋を望みながら気持ちよく走る。

小一時間程走り到着。
当日は交通規制がされており、多くの車は1キロ程手前にある市営駐車場に車を置いてシャトルバスで足摺岬へ向かっていたが、
一行はバイクであった為、そのまま奥まで進む事が出来た。
岬の近くまで進みバイクを停めて、まずは3人で記念撮影。

そんな一行をジョン万次郎像が迎えてくれた。
万次郎はこの辺りの出身で本名を中浜万次郎という。
彼は14歳の時に乗っていた漁船が操業中に突然の突風によって航行不能になり遭難する事になる。
5日半漂流し、流れ着いた無人島で仲間5人とわずかな水と海藻や海鳥を食べ143日もの間生き延び、
たまたま新鮮な植物を調達しようと島に立ち寄ったアメリカの捕鯨船に助けられアメリカに渡り、そこで英語・数学・測量・航海術・造船を学ぶ。
後に帰国し江戸幕府や明治新政府に仕え、造船の指揮、測量術、航海術の指導はもとより、英語の教授や通訳、さまざまな本の翻訳、船の買い付け等、
精力的に幕末から明治の新しい時代までを日本の為に働いた事で知られる。

ジョン万次郎像から足摺岬までは徒歩1分ほどで、今までさまざまな日本の突端を訪れている一行も拍子抜けするほどの近さであった。

足摺岬は高知県を代表する観光地のひとつであり、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにおいても二つ星で評価されている。
四国最南端として紹介される事の多い足摺岬であるが実際にはわずかに四国最南端ではない。
(実際の四国最南端は宿毛市の沖の島である)
一行は岬の突端にある展望台に赴き、太平洋を望んだ。
270度以上の視界が広がる景色は、彼方に臨む水平線がアーチ状に見え、地球が丸い事を実感出来る。

次に展望台からすぐの所に立つ足摺岬灯台へと向かう。
日本の灯台50選にも選ばれた高さ18メートルを誇る白亜の灯台である。
わが国でも最大級の灯台の一つであり、光度46万カンデラ、光到達距離は38キロにも及ぶ。
1914年(大正3年)に点灯されて以来、今も沖を行き交う船の安全を見守り続けているのだ。

足摺岬の楽しみのひとつに足摺の七不思議というものがある。
実際は七つではなく九つあるのだが(七不思議とは不思議が七つあるという訳ではなく、多くの不思議があるという意味)そのうちのひとつに「地獄の穴」というのがあった。
この穴に銭を落とすと、チリンチリンと音がして落ちて行き、その穴は金剛福寺付近まで通じるといわれている。
穴に硬貨を投入する事により、先祖が地獄に落ちている人があれば、引上げて貰う事を願い、又先祖の霊をなぐさめる供養になると云われている。
お盆の時期という事もあり、この「地獄の穴」に成子ママが硬貨を投げ入れるとチリンチリンとしばらく音が聞こえてくる。
一同合掌。

足摺岬をたっぷりと堪能した一行、今回のツーリングも良い夏の思い出となったようである。


(マグネット的)実に面白い・・・   No.119


今回は夏の四国ツーリングの際、足摺岬から松山へ行く途中に立ち寄った「紫電改展示館」にちなんで紫電改を特集します。

題して、“マグネット的 大空のタカ紫電改考!”です、はじまります・・・。

紫電改は第二次世界大戦期における大日本帝国海軍の戦闘機です。

水上戦闘機「強風」を陸上戦闘機化したものである「紫電」を低翼に再設計した機体であり、新機軸の設計
(自動空戦フラップ、層流翼)を特徴としています。
「紫電」は「強風」を急速に陸上戦闘機に改設計したものだった為に計画と設計の不備により、
改善の余地大なりとされていました。
その為、「紫電」を開発した川西飛行機(現在の新明和工業)が改めて設計し完成したのが、
大日本海軍最強の機体とも言われる「紫電改」なのです。

現存する機体は日本に1機、アメリカに3機を残すのみとなっています。
愛媛県の南予レクリエーション都市内にある「紫電改展示館」にある機体は、1979年(昭和53年)に
愛媛県の久良湾から引き上げられたものです。
また紫電改のレプリカが兵庫県の加西市にあり、月2回程度一般公開されているそうです。

紫電改が最近また脚光を浴びているのですが、これは今年の1月期に放送されたアニメ「荒野のコトブキ飛行隊」において紫電改をはじめ紫電や雷電、
震電等の大日本帝国海軍の戦闘機が多く登場した事や、現在連載されている人気漫画「紫電改のマキ」や「ドリフターズ」においても紫電改が登場活躍する為です。

ですが紫電改の登場する漫画として一番有名なのはちばてつやさんの名作「紫電改のタカ」でしょう。
この作品は戦う軍人や航空機を勇ましく、美しく描く一方で、死と隣り合わせの戦争の中で生きる若者たちの苦痛や苦悩を描き出し、子供たちに戦争の二面性を感じさせた事により、
人気作品となりました。
ちなみにちばてつやさんの「紫電改のタカ」の色紙が「紫電改展示館」にて展示されています。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.80

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「脱臭ハンガー」です。
パナソニックから発売されているこの商品は、不快な匂いを抑える効果のある微粒子イオンを発生させる機能がついたハンガーとなっています。
スーツなどの衣類に付着したニオイを分解脱臭し、又花粉等も抑制してくれます。
付着した臭いの強さに応じて2種類のモードを使い分けられます。
どちらのモードにおいても1回辺りの電気代は1円以下となっています。
コンセントがない場所でもモバイルバッテリーを使用する事によって使えます。
これで夏の汗臭さも解決ですね。


これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第144回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
144回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、足摺岬を訪れる前日にうかがった「厨房わかまつ」さんです。
こちらのお店は塩たたきの発祥のお店として知られています。
鰹のたたきはネギやニンニク等の薬味とポン酢等のタレで食べるのが一般的ですが、こちらでは塩でいただきます。
早速「かつお 塩たたき」(1400円)を注文します(写真は2人前)
大ぶりに切られたカツオがプリプリとしていて、とても美味しい!
臭みも全くなく、いくらでも食べられる感じです。
実はこちらのお店は以前、漫画「美味しんぼ」でも取り上げられいる有名店なのです。
四万十に行った際は是非食べてもらいたいです。


お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 厨房わかまつ
     住所     高知県四万十市中村愛宕町17
     TEL     0880−35−0051
     情報     営業時間  17:00〜22:00  定休日 月曜日


                   
藤村典子的



私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第189回は黄金バットから「ナゾー様」です。
最近、私の周りでなぜかナゾー様が人気になっているのですよ「ロ〜ンブロゾ〜!」
のつくだに 藤村典子的エッセイ (第204回)

夏休みも終わり、真夏から晩夏へ移行中。
まだまだ夏を楽しみたい!
夏のしっぽを追いかけるぞ!

         典子


マグネットニュースの感想等聞かせて下さい
MAGNeTニュースは、皆様からの投稿をお待ちしております。
メールして下さいね。

7月20日号へ