MAGNeT NEW
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2020年10月20日号


すっかりと秋めいてきました。
風邪が流行る季節も近付いてきています、体調管理には気をつけましょうね。
さて今号では、マグネット一行が伊勢神宮へお参りに行ってきましたので、その様子をレポートです。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。


お伊勢参りレポート


マグネット一行が伊勢神宮へお参りに行ってきた。
今年はコロナ騒動により、日本だけではなく世界中が大きく混乱している為、その早期終息のお願い等も兼ねてのお参りだ。

伊勢神宮は天照大御神を御祀りする内宮と豊受大御神を御祀りする外宮とから成っている。
今回3人は内宮を参拝してきた。

内宮近隣には参拝者の為に駐車場が8つ設けられている。
一行はその内の川沿いの駐車場に車を停め、河原を散策しつつ、内宮へと向かった。

河原を上がり、参道へと歩を進めると多くのお店が立ち並び賑やかな様相と成った。
内宮へと至るこの辺りはおはらい町と言い、伊勢うどんや手こね寿司などの郷土料理を供する飲食店、
真珠や伊勢茶などを販売する土産物店等が軒を連ねている。
ほぼすべての建物が切妻(きりづま)・入母屋(いりもや)・妻入(つまいり)の木造建築で統一されていて、
昭和中期以前の街並みを残しているのが特徴だ。
切妻造りとは屋根形状のひとつで屋根の最頂部の棟から地上に向かって二つの傾斜面が
本を伏せたような山形の形状をした屋根のことを指し、切妻屋根ともいう。
入母屋造りは上部は切妻造(長辺側から見て前後2方向に勾配を持つ)、
下部は寄棟造(前後左右四方向へ勾配を持つ)となる構造をも持つ屋根の形の事である。
建物の各面の呼び名として長辺側、あるいは屋根の棟と平行な面を平(ひら)といい、
短辺側、あるいは屋根の棟と直角な面を妻(つま)といい、正面出入口がどちらにあるかによって
平の側に出入口があれば「平入り」、妻の側に出入口があれば「妻入り」と呼ぶそうだ。
これらは古い伊勢独特の町並の特徴である。

しばらく散策していた一行であったが参拝の前に遅い昼食を取る事となり、名物の伊勢うどんを食べる事に。
太くて柔らかい麺を、出汁と伊勢だまりを合わせた独特の色の濃いタレで食べる伊勢うどんの歴史は古く、
江戸時代に伊勢神宮へ長旅をしてきた参拝客の胃腸に優しいエネルギー源として生まれた
“元祖ファーストフード”ともいえる物だ。
極太麺であるために、麺を茹でる時間が非常に長く、通常のうどんが15分程度であるのに対して1時間弱ほど茹でる。
うどんを茹で続けている為すぐに提供できる事、また汁がない為にすぐに食べ終わる事が出来るので、
お伊勢参りで混み合う客を次々さばくのにも適したメニューにもなっているという。
一行が入ったお店は伊勢うどんだけを提供している人気店「中井屋」
伊勢うどんに玉子をトッピングした「伊勢月見うどん」や三重県の郷土料理でめかぶをトッピングした「めひびうどん」等を思い思いに注文し舌鼓を打っていた。

空腹も満たされ三人は内宮を目指す。
境内には樹齢400〜900年と言われる樹々が立ち並んでおり、それだけでも神々しい雰囲気を醸し出している。
内宮は天照大御神をお祀りしており、その御神体は三種の神器の1つである八咫鏡だ。
八咫鏡は日本神話の有名な一説である天照大御神の岩戸隠れの際に出てくる神器である。
ここ内宮にある御神体と、その御神体を象って作ったという皇居にある形代(複製)の2つがあり、一般公開はされていない。
明治初年に明治天皇が天覧した後、内宮の奥深くに奉納安置され、その後誰の目にもさられた事のない宝物なのだ。

内宮に到着し、各々参拝をする。
神域である内宮は撮影等が禁じられており、厳かな雰囲気が漂う場所だ。
内宮を含む伊勢神宮は神明造という古代の建築様式を受け継いでおり、これは弥生時代の高床式倉庫が起源で、
神へのお供え物をする特別な建物だったという。
内宮、外空の社殿は20年毎に造り替えて神座を遷す「神宮式年遷宮」で知られる。
戦国時代の120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの、2013年(平成25年)の第62回式年遷宮まで、
およそ1300年にわたって行われているのだ。
一行は改めて社殿を拝みつつ、様々な想いにふける。

無事参拝を終え、内宮を後にした一行であった。



(マグネット的)実に面白い・・・   No.130


今回はお伊勢参りの際にも食べたうどんについて特集です。

題して、“マグネット的 うどんは国民食ですよ!”です、はじまります・・・。

うどんとは小麦粉を練って長く切った、ある程度の幅と太さを持つ麺、またはその料理の事を指します。
手軽な庶民食、米食の代用食として、又、祝い事に際して振る舞われる「ハレ」の食物として、古くから日本全国で食べられてきました。
地域によって調理法や具材が異なり、さまざまなうどんが存在します。

うどんの歴史については諸説あり、発祥は定かではありません。
そのうちのいくつかを紹介しましょう。
奈良時代に遣唐使によって中国から渡来した小麦粉の餡入りの団子菓子「混飩(こんとん)」に起源を求める説。
平安時代に遣唐使として唐に渡った空海が饂飩を四国に伝えてうどんが誕生したという説。
南北朝時代に酒の肴として食されたという「ウトム」が起源であるとする説。
色々な説がありますが、江戸時代前期には現代の形のものが、全国的に普及して広く食べられるようになっていたようです。

江戸時代中期まではうどんの薬味はコショウだったそうですが、江戸時代後期にトウガラシ栽培が軌道に乗るにつれて、
その地位を奪い今日に至っています。

歴史的には蕎麦(蕎麦切り)より、うどんの方が古いそうです。

「日本三大うどん」という呼称がありますが、実際は確固としたものがある訳ではなく、
それぞれの地域が独自に称しているに過ぎませんが、日本うどん学会という団体が
「日本三大うどん」の候補として揚げているものが以下になります。
香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」、長崎県の「五島うどん」、群馬県の「水沢うどん」、富山県の「氷見うどん」、愛知県の「きしめん」の6つです。

2009年に日本を訪れた外国人旅行者を対象に日本政府観光局が行った調査では、日本を訪れた外国人観光客が特に満足した食事のアンケートで
寿司、ラーメン、刺し身、天ぷらに次いでうどんは5位にランクされていました。

うどんに題材を取った映画もあります、題名もズバリ「UDON」です。
監督は「踊る大捜査線」シリーズの本広克行さんで、主演はユースケ・サンタマリアさんと小西真奈美さんでした。
2006年8月26日に公開され、興行収入13.6億円をあげたヒット映画です。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!



マグネットのこれ、オススメ!  No.90

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「水流式米とぎ器 ニューつめたく米」です。
これから本格的に寒くなってきますが、冬場のお米研ぎは辛いですよね。
そんな悩みを解消するアイデアグッズが「水流式米とぎ器 ニューつめたく米」です。
容器にお米を入れ、ふたをして水を入れるだけ!
水道水を強めに注ぎ、中のお米を対流させる事によって洗米します。
洗米した後の水は容器の網目部分から流れていきますので、全く手を濡らさず洗米が完了しますよ。
3合まで洗えます。
これからの季節に欲しい商品ですね。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第155回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。、
155回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、「清流のそば処 祖谷美人」さんです。
日本三大秘境の一つと言われる徳島県の祖谷にあるお蕎麦屋さん。
こちらは旅館も併設されており、人気のお店となっています。
私がオーダーしたのは「冷やしぼけあげそば」(1100円)です。
ぼけあげというのは、ここら辺の名物で、大きなお揚げを焼いて甘く煮たもの。
そのおあげの上に大根おろしが乗っかっていました。
たぬきそばとおろしそばを足して2で割った感じですね(笑)
これが素朴な味で、とても美味しかったです!
又、テラス席でいただいたのですが、祖谷渓を望む眺望も最高でした。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 清流のそば処 祖谷美人
     住所     徳島県三好市西祖谷山村善徳9−3
     TEL     0883−87−2009
     情報     営業時間  8:00〜17:00   定休日 なし

                   
藤村典子的



私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第198回は伊勢のゆるキャラ「いせわんこ」です。
いせわんこくんの好物はお菓子、特にお団子だそうです、なかなか渋い・・・。
のつくだに 藤村典子的エッセイ (第214回)

コロナ騒動が静まるようにお参りしてきました。
神様へのお願いも、
今年はこの願い事が一番多いのでしょうね。
世界中の神様、よろしくお願いしますよ!




         典子


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