MAGNeT NEW
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2023年9月20日号



あれだけ暑かった真夏日もなくなってきて過ごしやすくなってきましたね。
秋が近付いてきているようです。
さて今号ではマグネット一行が千葉県の銚子電鉄を完乗してきましたので、その様子をレポートします。
又、マグネットの最新情報等、面白記事満載でお届けしますよ。
お楽しみ下さいね。


銚子電鉄乗車レポート


マグネットの面々が千葉県銚子市を走る銚子電鉄に乗ってきた。
銚子電鉄は1923年7月5日に開業し、今年100周年を迎えた鉄道会社である。
本業である鉄道事業よりも副業の食品製造業の収益の方が多い事でも有名な会社だ。

営業距離は6.4キロで銚子駅から外川駅までを約20分かけて走っている。
駅数は10あるのだが、わずか6.4キロしかない道程を20分もかけて走るというのはのんびりを通り越している感じだ。
これは電車が平均時速20キロ程で走行している為である。
駅間が近いため速度を上げられないという事もあるが、他の鉄道会社で使用されていた中古の車両が走っており、
故障防止の為にスピードを出さないのだというコメントを銚子電鉄の社長がしている。
そんな銚子電鉄であるが鉄道ファンのみならず多くの人々に支えられ、ここ最近は2期連続で黒字化に成功しているという。

マグネット一行もそんな銚子電鉄を応援しようと今回訪れたのだ。

まずは銚子駅で弧廻手形1日乗車券(700円)を購入。
改札をくぐると、すぐに電車が出発するという。
ところが銚子電鉄のホームは改札を入り、階段を上って降りて、JR総武本線のホームを抜けた先にある。
3人揃ってホームを走り抜け、なんとか間に合い電車に間に合った。

電車が銚子駅を出ると車掌が切符を検札に来た、ここではマスコット的な存在であろう若い女性車掌だ。
検札が終わり、すぐに一つ目の駅である仲ノ町駅に着く。
銚子電鉄では駅名をネーミングライツしており、各駅にスポンサーのネーミングした愛称がある。
仲ノ町駅の場合は「パールショップともえ 仲ノ町」になる。
ユニークなのが本銚子駅の「上り調子 本調子 京葉東和薬品 本銚子」と笠上黒生(かさがみくろはえ)駅の
「髪毛黒生(かみのけくろはえ) 笠上黒生」の2つであろう。

その本銚子駅と隣の観音駅の間にある「緑のトンネル」はウクライナにある観光名所の「愛のトンネル」に似ていると言われており、
人気のスポットとなっているそうだ。

終着駅である外川駅に到着。
ここの駅舎は大正時代に建てられたレトロな木造造りであり、ロケ地としてもよく使われている。
駅の周りには丸くて赤い郵便ポストや昭和の時代に使われていたと思しきスクーター、
又、往年の姿に修復されたデハ801等も保存展示されていた。

一行は折り返しの電車で銚子駅に戻り、今度は車で犬吠駅へと移動。
ここは終着駅の外川駅のひとつ前の駅であるが、銚子電鉄の駅の中でも最大規模を誇り、関東の駅百選にも選ばれている。
ヨーロッパスタイルの白壁と絵タイルが美しい、ポルトガルの宮殿風建築の駅舎はお隣の外川駅とは正反対の性格の建造物だ。
犬吠駅は銚子電鉄の一番の売れ筋商品である「ぬれ煎餅」や「まずい棒」等の土産品を販売するショップが併設されている。
ちなみに人気の「まずい棒」であるが全くまずくはない、そのネーミングは「経営状況がまずい」から来ているそうだ。
一番人気のぬれ煎餅にも様々な味が用意されており、どれも美味しい。
これらの商品でヒットを飛ばし、会社を立て直すというのは簡単な事ではないはずだが、近年は黒字転換しているという銚子電鉄、侮りがたしというところであろう。

土産品を買い求めた一行は銚子電鉄の売り上げに少しばかり貢献し、犬吠駅をあとにしたのだった。


(マグネット的)実に面白い・・・   No.160


この夏はとても暑かったですね。
ですが少しづつ季節は進んでいきます、秋を感じる日も増えてきました。
そこで今回は行ってしまった夏を思い返しつつ、夏の最後に聞きたい曲を集めてみました。
題して、“マグネット的 来年まで夏とお別れ!懐かしの名曲集めてみました”です、はじまります・・・。

最初に紹介するのは稲垣潤一さんの「夏のクラクション」です。
この曲は稲垣さん5枚目のシングルとして1983年にて発売されました。
多くのアーティストから愛されている曲で、ゴスペラーズやクレイジーケンバンド等がカバーしています。
この曲の作詩を担当した売野雅勇さんによると、詩はジョージ・ルーカスの出世作としても有名な名画「アメリカン・グラフィティ」のラストシーンがベースになっているそうです。

次に紹介するのは研ナオコさんがカバーしヒットしたことでも有名な「夏をあきらめて」です。
この曲はサザンオールスターズの5枚目のアルバム「NUDE MAN]の3曲目に収録されており、
当時研さんがスタッフと一緒に食事をしていた際、NUDE MANを聴いていて、
その場で「夏をあきらめて」のカバーをしたいと申し出たそうです。
湘南サウンドの代表的な1曲ですね。

お次は井上陽水さんの「少年時代」です。
この曲は陽水さん最大のヒット曲として知られています。
当初、荻野目洋子さんのシングルのB面として作られた曲であったそうですが採用には至らずストックされていたそうです。
そんな時、藤子不二雄A先生から映画「少年時代」の主題歌制作の依頼を受け、詩を作り完成させたとの事。
又、本曲のピアノ演奏を担当したのは陽水さんとは旧知の間柄であった来生たかおさんだったそうです。

最後にサーカスの歌った「Mr.サマータイム」を紹介しましょう。
この曲はカネボウ’78夏キャンペーンソングに採用され、サーカス最大のヒット曲となりました。
当初はカネボウではなくコーセーのCMソングとして使われる予定だったそうで、タイトルも「Mr.メモリー」に決まっており
レコーディングも終わっていたそうですが、急遽コーセーからカネボウのCMに変更し、起用される事が決まったとの事。
カネボウのその年の夏のキャッチコピーが「Mr.サマータイム」に決まっていた事もあって
「Mr.メモリー」の歌詞の部分を「Mr.サマータイム」に変更してレコーディングし直したそうです。

さて、いかがでしたか?
次回の(マグネット的)実に面白い・・・もお楽しみに!




マグネットのこれ、オススメ!  No.121

「マグネットのこれ、オススメ!」は、マグネットスタッフがオススメするグッズや映画、音楽等、今お薦めの物を紹介していきます。
今回オススメするのは・・・

「長息パイプ」です。

これは誤嚥予防や肺活筋トレーニングに効果をあげる事が出来る健康器具となります。
形状は昭和の懐かしいおもちゃ「吹上げパイプ」となっています。
使い方は付属の球を吹上げるだけ。
3種類のボールが用意されており、重さによって様々な効果をもたらします。
ライト球(0.1g以下)は肺活量を鍛え、ミドル球(0.4g)は下腹ポッコリ対策、
ヘビー球(3.5g)は誤嚥予防としての用途として使用するそうです。
流体力学や人間工学に基づいて作られており、効果はきちんと出ると評判のグッズです。

これ、オススメ!


藤村典子のごちそうさMAG! (第186回)

MAGNETがお届けする美味しいもの探訪記。
86回の今回はどんな美味しいものかな?

今回ご紹介するのは、千葉県内房を中心に展開されている「としまや弁当」さんです。

こちらのお店は千葉県内房を中心に11店舗を展開している千葉県民のソウルフードとしても名高いチャーシュー弁当
(通称チャー弁)を販売されているお弁当屋さん。
今回はとしまや弁当 おゆみ店さんにおじゃましました。
頼んだのはもちろんチャーシュー弁当(720円)
さまざまなテレビ番組等でも取り上げられ、美味しいと評判のチャー弁はその景色が良いのです!
たっぷりの白米の上に特製の秘伝タレで味付けされた肉厚チャーシューが5枚、あとは大根の漬物のみ。
味付けは濃厚でごはんがドンドン進みます。
お弁当と侮るなかれ、千葉に行った際は是非食べてみて下さい。

お薦めですよ。

DATA:

     お店の名前 としまや弁当 おみゆ店
     住所     千葉県千葉市中央区生実町771−1
     TEL     043−268−2665
     情報     営業時間  5:00〜20:00    定休日 1月1日・2日


                   
藤村典子的


私、藤村典子がお送りする藤村典子的GAY術!!第227回はおはよう!スパンクより「スパンク」です。
おはよう!スパンクは今年連載45周年を迎えた千葉を舞台とした迷犬スパンクとちょっとセンチな愛ちゃんとのふれあいや珍騒動を描いた漫画で、
当時はアニメ化もされ大変な人気作でした。


のつくだに 藤村典子的エッセイ (第245回)

夏が終わってしまいました。
次は1年後ですか・・・。
待ち遠しいなぁ。

         典子


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