ワイルドスピードＭＡＸ
2009-10-15 Thu
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーら第1作のメンバーが再び集結したシリーズ第四弾
新しく登場するいけてるお姉ちゃんは濡れ場は無いけど
取り合えず乳がでかいお約束（汗）
ウォシャウスキー兄弟監督のなんとなくマッハＧＯＧＯＧＯ
またの名を『スピード・レーサー』のように
走っているというよりもドリドリしてるだけ？って事もなく
リュック・べッソンの『トランスポーター』のようの出てくる
お姉ちゃんはお飾りってだけでなくエロかっこよく
ちゃーんと活躍しています（笑）
脚本は一作目の『ワイルド・スピード』の後日談という感じ
がんばってる感はあるけれど観終わった後になんだかもの足りなさを
感じてしまうなぁ
多分オープニングで「クライマックス」に匹敵するカーアクションを
観てしまうからかな？最初にあれほど凄いのを見てしまうと、どうしても
それ以上のものをクライマックスに期待するのは、当たり前？
６０キロのカーブの後は１４０キロの速球がセオリー（笑）
でもクライマックスはトンネル内でのカーチェイスでした〜
なんだか「土」が多いぞ！アスファルトでガンガンいかんかい！！
それにトンネルカーチェイスは「インディ・ジョーンズ」の二番煎じのような
印象ってないかなぁ？脚本は悪くはないって思うけどネタの出し方が失敗？
さらにマニアックな観かたをすれば旧作に続きブライアンはＲ３４ ＧＴ−Ｒで登場
でも新作なんだからやっぱりＲ３５ ＧＴ−Ｒに乗ってほしかったなぁ・・
ひょっとこして今では Ｒ３４も安く手に入るので劇中での爆破もやりやすい？（笑）
ヴィン・ディーゼルもポール・ウォーカーもミシェル・ロドリゲスも今ではギャラが、
高くなってんので、あんまり高いクルマを無茶苦茶できないのかしら（笑）
クルマ好きの私的に見ると、確実に見せ方 失敗しているって思うの
要因は、ＣＧの使いすぎ？、街中でのレースも砂漠の謎のトンネルでの
暴走シーンも特撮が多くて、リアリティのうす〜い過剰に誇張された
シーンが目立つの
これでは一作目のドキドキは越えられないな
カイジ
2009-10-14 Wed
佐藤東弥監督って言えば、前作『ごくせん THE MOVIE』はイマイチだったけど、今回は父親の佐藤純彌監督が大昔に撮った
「新幹線大爆破」をも彷彿とさせる
スリリングな演出が観られて原作の雰囲気が出てたんじゃないかしら？
原作をすべて読んでる訳ではないけれど
地下でのタコツボ強制労働ランド（笑）や「限定ジャンケン」、
「ブレイブマンロード」、「Eカード」など原作をくわしく知らなくても
シゲキックスな世界観・ゲームが続く
劇中での一杯のビールに迷う様子や数々のゲームでの極限での緊張感など
うまく処理していて心理描写も上手に描いていたって思う
でも映画が面白いって言うよりは原作の良さが勝るが、
これにプラスαとして見せたのが出演者のがんばりか？
中でも圧巻なのが利根川役の香川照之。
演技が濃すぎです！
ラスト近くの「Eカード」のシーンでの顔面が……
ありゃ、人知を超え原作の漫画をも
超えたんじゃないかしら？
カメラのレンズの効果もあってとにかく「濃いぃぃ」顔面の力（笑）
天海さんも松尾スズキさんもキャラが立っているが遠く及ばないな
主人公カイジ役はご存知、藤原竜也。原作のキャラを思うと、
ちょいとイケメン過ぎない？情けなさは出せても
原作主人公特有の鋭さがないし
アゴもとがってないし（笑）
それから松山ケンイチファンの私に言わせれば
松ケンは今回もふー太郎に見えたズラよ
最近は松ケンが出るたびに彼の中のふー太郎を探してる私（笑）
社会の縮図とかいじめの映画とか言われないように
「敗者復活映画」とかいう風に宣伝されてますが、今年のアカデミー賞受賞作
『スラムドッグ$ミリオネア』とは違って『カイジ』は日本人特有の
イジメ体質がスパイスとしてきかせてあるあたりが
って言うか今の日本社会の縮図っぽい？
昔の偉いさんの言葉を借りれば
今の現状をあわせ鏡で見るようなもんなんでしょうね
って、そんな大層な映画でもないけど（笑
カムイ外伝
2009-10-02 Fri
ズ〜ラ♪ズラズラ♪抜け忍ズラ〜♪
松山ぁ〜ケンイチぃ〜えんんじてるぅ〜♪
ふー太郎君はお金もちから忍者になって
さらに抜け忍になって命をかけた
鬼ごっこしてるズラ
基本的には松山ケンイチ大好きな私ですから
頑張ってカムイになりきってる松ケンはとぉーっても
かっこいいの！かわいいの！
でーもでもでも映画って観点からは、あの素早い動きなどは
「忍者」の特質として面白く怪しいＣＧでも寛容に見れたけど
映画とは思えないチャチなお城（ＣＧだったらもっと凄いの
できるでしょうに・・・）や、いかにも合成です！って感じの箇所が
いくつかあって、そのつど雰囲気をぶち壊してるって思うの
それに脚本は宮藤官九郎ということで注目でしたが
別に「クドカンらしさ」は全然感じなかったわねぇ
それだけ洗練された？見慣れた？のかもしれないケド
それだったら何もクドカンで無くてもいいんじゃないの（笑）
何処が特別悪いって言うとんがった部分は無いんだけど
なんかあとちょっと何かあれば
もっと「映画を見たよねぇ〜」という満足感はあったんじゃ
ないかしら？
本来「カムイ外伝」って、追われるものの悲しみや
誰も信じられず、カムイがこれからどうして生きて行くのか？
そのあたりがもっと踏みこんで描いてあるのに、そのへんが
興行的なものなのか？うすぅ〜い（笑）
カムイほどの力があれば追ってなんか怖くもなさそうなのに
その追っ手にしても、圧倒的な組織力みたいなものをもっと
見せてくれていれば、忍びから抜けるという事は難しいズラって
もっと伝わったのにって思うの
ラストなんかも、よくあれで満足したなって言うくらい
ある意味割り切ってって、殺されるならあのくらい派手じゃないと
って言う位しか感じられなかったなぁ
出演者はみんなそれぞれの役回りを頑張っていたように思うんだけど、
やっぱ難しいのかなぁ？約２時間で描くのは
しんぼる
2009-09-19 Sat
前作「大日本人」はダウンタウンの松本ではなく一人の監督として興味があったから
観にいったの
世間の「評価」は最悪・・・訳わからない
ひとりよがり・・・
散々なものでは有ったけど
私は・・・・
好きなんだな（笑）この手の作品
映画の学校を出たかんけいかなぁ？
授業で映画を撮った事もあるから「素人映画」の
臭いがするあぶない映画はたまりません・・・
って事で今回の松本仁志第二回監督作品しんぼるには
期待して観に行った訳ですが・・・
「分かる奴だけついて来い」的な、お客さんをを選別する
松本監督流の「逃げの姿勢」は今回も変わってない？
一般受けしなかった場合の予防線？
映画の表現の場合、それは否定するものでは無いけど、この作品を
「理解できる」人が存在するかどうかは別問題でしょ？（笑）
屁理屈言えばいくらでも言いようがあるって思うけど・・・
虚しいよねぇ（笑）
今回は私的には出来が悪いって感じ
この作品で二時間半耐えれる人はかなりの映画すき（笑）
ただ観ても無いのに酷評する奴には
アレコレ言われたく無いでしょうね！
火天の城
2009-09-14 Mon
銭ゲバにはまってから松山ケンイチと椎名桔平出演の映画を追っかけてる私〜♪
風太郎ぼっちゃんは抜け忍になったけど
極悪パパはお殿様になったズラ
早い話が織田信長からの命により、安土城を建てた大工さんたちの
お話しでした。でもいろいろ話しを詰め込んだ結果、収拾がつかずに
アララの２時間半になった感じ（笑）そりゃそうざましょ
でも『城づくりは国づくり』とか、『木組みは人組み』とかの
人間的なキーワードはわざとらしいエピソードとセリフで
堪能させてくれます！なかでもお気に入りは
『不器用なものほど工夫をする』ってキーワードかしら
でもたぶんこの原作三時間でも収まらないでしょ！！
いろいろ製作の事情もあるのでしょうが、もうちょっとなんとか
ならなかったのかしら〜脚本家のせんせい〜
完成した安土城をジックリ見たかったのにそんなシーンもないし（汗）
それにしても主人公の娘役の福田沙紀・・・そうですヤッターマン二号です
この方、演技がなんだか・・・変？でかい？おおげさ？感情だしすぎぃ？
物語の前半、この子の存在感がこの映画の大きなマイナスポイントに感じた。
まるで里見八犬伝の薬師丸ひろこみたいに
色んな意味で濃すぎる？そんなに濃く描かなくても・・・
それになんだかいい「大人の女性」になっているのに、
無理矢理「少女」っぽく見せようとしてない？
丈の短い着物での登場などが、昔のエロ本のモデルが、三十路過ぎているのに
セーラー服を着させられているような（笑）
でも福田沙紀の「Ｍ１号」っぽい口元が又右衛門役の西田敏行に似ていなくもないので、
親子って事で良しとしましょう
しっかしそれにも負けてなかったぞ大竹しのぶ！！
苦境の又右衛門との問答のシーンは『男女七人夏（秋か？）物語』での
有名な正面カットでの泣きの演技を思い出す？
山本兼一の原作本を読んだら面白いかもね
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