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久々にGIDネタで。
3週間ぐらい前に滅多にならない自宅の電話がなって、いつもだったら取らないんだけど、保険関係のことらしかったので、話を聞いてみると、「指定代理人請求」の手続きをした方がいいから、時間をとってくれととのことでした。
実はこの年金保険。かなり前に入ったので、利率がかなりいいらしく、どの保険屋さんに見せても必ずこの保険だけは解約しちゃだめだよと言われていたので、いきなり変更して、契約が無効になっても嫌なので、わざと戸籍が変わっても唯一ずっとそのままにしていたのでした。

って当日こられたのは、いかにも新人さん。確かに「指定代理人請求」の印鑑をもらうだけなら新人で大丈夫でしょう。ところが私の罠にかかります。まずは私を見るなり
新人:「(前の本名)さんは」
私:「私ですけど」
新人:「ええっと 男性の方ですか」
私:「前は・・・」
2度ぐらい確認されました。
ってそこからは、「指定代理人」の話など全くでず、戸籍名と性別の変更についてです。その人では判断できないとのことで、下に上司がいるから呼んできますと上司の方がやってこられました。その人は、昔新地で飲み屋をやってらしたらしく、私達のような人と触れ合ったことがあるので、理解できるといいながらやっぱり判断はできないので、社に持ち帰りますといわれました。

数日後電話がかかってきて、本人名義の変更でいけますとの回答でした。このとき、一応前の戸籍と今の戸籍がつながっている証明書が欲しいとのことでした。私は既に大阪に本籍を移転させているので、前の戸籍がある周南市へ除籍謄本の申請が必要になります。いろいろ忙しくて、手続きをせず、ようやっと郵便局で、750円の定額小為替を買ってきて、発送しようと思っていた矢先にまた生命保険会社から電話がかかってきて、書類が整いましたので、こちらに来たいとのことでした。しかも除籍謄本はいらないとのことです。私の750円返せー

で、その新人さんが再び私の会社にこられ、名義の変更手続き、指定代理人請求申し込みに判を押しました。その時に、名義の変更にはきちんと女性に○をつけときました。

そして昨日 再び電話があり、この前出した書類に訂正があるので判が欲しいとのことです。ちょっと嫌な予感がしたので、何処に不具合があって、訂正印がいるのかを聞きただしたところ、その女性に○したところが、会社から突き返されたようなのです。もちろんこんなこと黙って聞いている私ではありません。
私:「なぜ戸籍は変わっているのに、だめなんですか〜」
もちろんこの新人さんでは話になりませんので、例の理解を示した風の上司が電話にでてきました。
女上司:「名義の変更だけで、男性と女性では掛け率も違うのでそのままなんです」そんなことは最初から判っているちゅうねん。
私:「契約はそのままで、性別の欄だけ変えたらいいじゃないですかー」
女上司:「会社としても前例がないので、できません」
前例キターーー!!

私:「でも私の身分証明書は全て女性なんですが、将来保険を受け取る段になって、本人の確認がとれないのに、支払ってもらえるんですか?」
女上司:「会社は支払います」
私:「そんな電話の口約束では信用できませんねー。国の戸籍が変わってるのにそちらの会社の都合で変えないんだから、きちんと備考欄に、この人は、戸籍の性別が変わっているけど保険の都合上そのままの契約にしたから、女性の身分証明書を持ってきても保険を支払いますという文書を入れるか、登録性別を変えて、備考欄に性別は女ですが、契約時に男だったので、男性の掛け率で一生払込をしてもらうし、保険金を支払いますっていう文書をいれてください。」
ってなやり取りを20分くらいしていました。そんな電話の後、ネットでいろいろ調べてみると、簡保では、この対策のため、特例法施行以前の性別入り身分証明書が必要なことが判り、やっぱだめなのなんだろうなとひそかにあきらめていました。

そして、今朝朝早くから電話がなります。誰やーと電話に出てみると、例の新人さん。と思ったら今度は新しい男性の上司がでてきました。
男上司:「保険が支払われるかどうか、心配なさっていると聞いたので」
うぅぅんなんか話がすりかわっているような・・・
男上司:「戸籍は変わっているんですよねー」
私:「はいもちろん」
こんな朝起き抜けの低い声だとそう思われないぞー
男上司:「名義の変更で大丈夫です」
昨日の話の蒸し返しかぁ
私:「いやでも戸籍の性別は変わっているんですよ」
男上司:「性別も変更されます」
はあぁ・・・ なんか雲行きが変わってきた。
私:「じゃあ 訂正印押さなくていいんですか?」
男上司:「いいです」
なんかあっさりです。どうも今回手続きしたのが末端の支部だったので、そのあたりの事務連絡がうまくいってなかったらしく、本社に確認したら、ちゃんと変わるとのことでした。

うーん 昨日あれだけ吼えなかったらこのまま訂正印を押させられるとこだったのかー

まあちゃんと変更された証券が届くまでは信用できませんが、懸案だった生命保険も変わってきたんだなーと思いました。

| - | 19:01 | comments (0) | trackback (0) |


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