アマルフィ／女神の報酬
2009-07-22 Wed
原作も全く知らずに観に行ったら『ホワイトアウト』の真保裕一でした織田君はこの人好きなのかしら？でも観終わって思ったのは
映画化しやすい小説？裏返せば映画向き原作なのかしら（笑）
イタリアで起きた日本人少女誘拐事件の謎に迫るサスペンス・ミステリー
って感じで、監督は県庁の星の時と同じ西谷弘。
最近は『容疑者Xの献身』なんかもやっちょりますね〜
物語のサスペンス性ににイタリアの名所旧跡をうまく組み込んで、
織田君と誘拐された少女の母・天海祐希は犯人に言われるまま、
あっち行け〜こっちいけ〜（笑）
「ローマの休日」で有名なスペイン広場では、織田君がヘプバーンの食べた
ジェラートを踏んで階段を駆け上がって行くシーンは映画ファンならウケル〜♪
それにバチカンの城は「天使と悪魔」にも出て来たしね〜
外務大臣を迎える準備で体裁ばかり気にしている日本大使館の内幕を
コミカルに描いてて、主人公の織田君にいたっては
「無駄使いは外交官の特権だから」という開き直ったセリフに妙な説得力
すら感じるほど（笑）
でも共演の天海祐希の過剰な演技はどうも引っかかったな
監督はもうちょっと何とかするべきじゃないかしら？それに
全体にそつなくまとめたが、シークエンスの繋ぎ目がブツンと
切れる感じがするので、もうちょっと編集を考慮した演出を
なんとかならなかったのかしら。
次は外交官黒田の渡り鳥シリーズか！？
ノウイング
2009-07-20 Mon
最初に思ったのがニコラスケイジ主演の海外版の「吸血鬼ゴケミドロ」（爆）
飛行機が落ちてきて主翼が送電線を引きちぎったかと思うと、
大地を切り裂き地面に叩きつけられ大爆発！！
地下鉄がホームを横滑りして支柱をなぎ倒し、乗客もろとも
吹っ飛んでいく〜
それらの事故に遭遇したケイジ君が体験する臨場感がリアル♪
巨大化した太陽の放射線に焼きつくされ、吹き飛んで廃墟となってしまう地球。
壮大な災害をの前には無力な人間を、逃れられない運命と知ったときに
何をすべきか・・・ってまるで宗教映画？
でも凄いのはそこだけでなく意味不明な脚本かしら？（爆）
50年前学校に埋めたタイムカプセルから数字の羅列を記した手紙を
受け取った主人公の息子は、変な声が聞こえるようになる。
そんで変なおっちゃん達がストーカーにやってくるの
変な石ころばら撒きながら（笑）
ケイジ君はその手紙の酔っ払いながら意味を解読！何故浴びるほど
酒飲みながらやるのか？？（笑）それで
過去50年間に起きた大惨事の日時と犠牲者数・現場の座標って
わかるのね〜 さらーに地球の滅亡が間近に迫っていると知り、
何とか食い止めようと奔走するのね〜でも、もはや個人の努力のレベル
ではいかんともしがたい太陽系規模の大異変なの〜
結果的に、物語は手紙の謎解きや謎の石、ストーカーの男たちに関係なく、
あらかじめ定められたとおりの未来に進み、ケイジ君の努力は全くの無駄（汗）
だったら最初から何も知らなかったほうが幸せじゃーん！！
とにかく訳が解らない設定が山盛りで脚本書いた奴
Ａ級戦犯ズラ
ハリーポッターと謎のプリンス
2009-07-17 Fri
毎度おなじみのハリーポッターシリーズもいよいよ「第６弾」ですねー
原作を全く読んでない私は、原作の面白さを知ってる
ハリポタファンが
声たからかに「映画は原作と違う」って言おうが
原作のエピソードをかなり削ってるって叫ぼうが
一切耳を貸さず、ひたすら
「映画のハリーポッターの世界」だけを楽しんでます
原作を知らないってのがある意味楽しめるんですねー
それに原作はもう完結してるからある意味ネタバレ
してる訳で、そんな人には「つなぎ」の映画なのね〜
そのてん私は全く知らないので純粋に「続き」を見てる感覚♪
某日本映画じゃないけれど
「終わりの始まり」な今回のエピソード
ボルデモードの弱点がわかるって事はアイキャッチで
書かれているけれど、本当にそれだけじゃーん（汗）
どちらかと言うと「ポッター君の青春日記」ですねー
それゃあ〜お年頃ですもの、エネルギーあまっちゃってますもん
色んなエネルギー（爆）
魔法ばかりにうつつを抜かさないで、しっかり
やることはやってるのね！
そうじゃなけりゃ悪の魔法使いと戦ってばかりは居られない
しね〜（笑）
内容的には特筆すべき所はなく、相変わらずくらーい画面
体長悪い人や寝不足の方は強烈に
睡魔が襲ってくるでしょうね〜
ウィッチマウンテン 地図から消された山
2009-07-15 Wed
ウィッチマウンテン 地図から消された山ってタイトルだけでちょっと興味をそそり内容もよく知らずに観に行った映画
監督はよーく知らないアンディ・フィックマンって方
昔の映画で『星の国から来た仲間』ってのがあって
１９７７年に日本で公開された物のリメイク作品でした。、
特に有名な映画だった訳でもなさそうで、観た人、覚えている人は
そんなに多くないでしょうから「なんとなく」新作っぽい（笑）
しっかしアメリカ映画界は相変わらず「ネタ不足」だねぇ
すご腕のタクシー運転手役の『スコーピオン・キング』で有名になった
ドウェイン・ジョンソン。またの名をプロレスラー「ザ・ロック」（笑）
情に厚い男と宇宙少年少女が行く先々で巻き起こす
ぐづぐづの逃走劇や、解りやすい悪役政府関係者まで巻き込んだ
地球の未来がかかった戦い（おいおい）だんだん大事になっちゃって〜
宇宙から地球に来た姉のサラ役はアナソフィア・ロブって子で
弟セス役はアレクサンダー・ラドゥイング君
このラドゥイング君ってほーーんとにキミ・ライコネンにそっくりなの！！
もーライコネンの子供の頃ってこーでしょーー！みたいな！！（爆）
人間の子供の容姿をした姉弟の宇宙人は、
遠い星から地球まで重要な役割を担って来たというのに、
とてもそのままほっておけないような、か弱さなのよ〜
でも弟の方は突然パワーを出したり、突っ込み所も
満載！ 宇宙人キャラってよりは超能力者っぽいな
全体的にはやはりと言うか、良くも悪くも「ディズニー映画」
で御座いました。
ディア・ドクター
2009-07-09 Thu
老人ばかりの山あいの小さな村。無医村だったこの村の診療所に3年半前から勤務し、村人たちから神様のように慕われていた鶴瓶（笑）
が忽然と姿を消した後から始まるこの映画
現在進行形の話と過去の出来事を巧みに描き分ける
すごく良く出来た脚本でした。
いやはや、西川美和監督、恐るべし〜
『蛇いちご』とか『ゆれる』と言う映画を撮ってる
西川美和監督が原作と脚本を担当。
笑福亭鶴瓶主演で描く、へき地医療や高齢化などの現代社会の
抱える問題をコミカルでちょっと悲しいヒューマンドラマって感じ。
でも後半は「笑福亭鶴瓶」対「八千草薫」って感じで
二人ともほーんとに演技が上手なんです。
鶴瓶なかなかやるじゃんって思ったのは私だけ？
ただひとつ残念だったのは冒頭の失踪から始まる
一連のストーリー（原作）は
最後は私たちの予想を「良い意味で」裏切って欲しかったなぁ
この映画みた多くの人は「やっぱり」みたいな（笑）
そんな気がするの
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